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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎NY外為:ドルが円などに対し上昇、貿易懸念後退-ユーロ安い
14日のニューヨーク外国為替市場ではドルがまちまち。米中貿易への懸念が和らいだこと、イタリアへの懸念、中東情勢の緊張がドルを支え、ブルームバーグのドル指数は2日続伸となった。
ニューヨーク時間午後4時57分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。主要10通貨に対してはまちまちで、円やスイス・フラン、ポンドなどに対して上昇
イタリアのサルビーニ副首相が、雇用拡大に必要なら政府はEU財政規則に違反する用意があると述べたと午前に伝わり、指数は上げ幅を拡大
イタリア2年債の利回りは2月以来の高水準となった
ムニューシン米財務長官が近く中国を訪問する可能性があり、通商交渉の継続を望んでいると伝わったことも、ドル指数を押し上げ
貿易を巡る米中のツイート合戦がドルを支えた
トランプ大統領は、中国が関税による経済への悪影響を相殺するために対策を講じるだろうとし、米金融当局も「同等の措置」で対抗するべきだとツイート
これとほぼ同時に、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報(グローバル・タイムズ)の胡錫進編集長がツイートで、中国の対米関税引き上げと米国株の下落は中国社会に影響を与えている、また米中の対立はピークに達したとの見方を表明
中東情勢の緊張がこの日もくすぶる展開。トランプ氏は、米政権にイラン軍事行動計画があるとの報道を否定する一方、イランと敵対する事態になれば大規模派兵になると警告
ポンドは0.4%安の1ポンド=1.2905ドルと、日中安値前後
英政府がEU離脱関連法案を6月3日の週に提出することを確認
ドルは円に対し0.3%高の1ドル=109円61銭
アジア市場では109円15銭に下落していた
ユーロはドルに対し0.2%安の1ユーロ=1.1204ドル。遅い時間に日中安値をつけた。イタリア関連の材料のほか、ギリシャへの懸念も背景
欧州時間の取引
リスク選好度の高まりに敏感な通貨が上昇する中、円が最も大きく下落。中国との通商協議で「大成功を収める」見通しとトランプ大統領が述べたことに反応した。
原題:Dollar Rises as Trade Concerns Recede, Euro Falls: Inside G-10(抜粋)
Yen Drops as Market Regains Hope on Trade Talks: Inside G-10
◎米国株・国債・商品:株が反発、トランプ氏発言で懸念和らぐ
14日の米株式相場は反発。トランプ米大統領が「適切な時期が来れば中国と取引する」とツイートしたことが、市場に一定の安心感をもたらした。米国債は下落した。
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S&P500種株価指数は前日比0.8%高の2834.41。ダウ工業株30種平均は207.06ドル(0.8%)高の25532.05ドル。ナスダック総合指数は1.1%高。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.41%。
S&P500種株価指数はこの3営業日で2日目の上昇。米中の通商対立は5日に投稿されたトランプ氏のツイートで激化したが、S&P500種は当時からまだ4%ほど下げている。14日の相場は引けにかけて上昇の勢いが失われた。個別ではアップルやエヌビディアなどが反発。前日はともに1月以来の大幅安だった。キャタピラーとボーイングも上昇した。
インフォーマ・フィナンシャル・インテリジェンスの市場ストラテジスト、ライアン・ナウマン氏は電話取材に対し、「投資家は今の市場に入っていく機会を探している。2019年はこれまでのところ、先週くらいしか押し目買いの機会はなかった」と説明。来月大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合の期間中にトランプ氏が中国の習近平国家主席と会談する意向であることが「関税が引き上げられても、交渉はなお続いているという楽観的な見方を与えている」とナウマン氏は述べた。
ニューヨーク原油先物相場は反発。サウジアラビアで主要パイプラインへのドローン攻撃があったほか、トランプ大統領が米中通商協議に関して「適切な時期が来れば、中国と取引する」とツイートしたことなどが材料となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は74セント(1.2%)高の1バレル=61.78ドルと、4営業日ぶりに上昇。ロンドンICEの北海ブレント7月限は1.4%高の71.24ドル。
ニューヨーク金先物相場は4営業日ぶりに反落。トランプ大統領が前日に米中通商協議は「大成功を収めると感じている」と述べたことなどを受け、米国株が反発。ドルも上昇したことで価値保存手段としての金の魅力が減退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.4%安の1オンス=1296.30ドルで終了した。
原題:Stocks Rebound as Trade Comments Ease Concerns: Markets Wrap(抜粋)Oil Rises as Drones Strike Saudi Pipeline and Trade Fears Recede(抜粋)
Metals Rebound as Trump Moves to Calm Trade-War Fears; Gold Sags(抜粋)
◎欧州債:イタリア債が下落、財政規則違反も辞さない構えと副首相
14日の欧州債はイタリア債が午後に入り下落。同国のサルビーニ副首相は雇用拡大に必要なら政府はEU財政規則に違反する用意があると述べたと、ロイター通信が報じたことが手掛かりとなった。他のユーロ圏国債は比較的堅調さを保った。ドイツ債は朝方の下げを埋めた。
サルビーニ氏の発言を受けて短期債が特に売られた。2年債利回りは一時10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して0.72%。2月8日以来の高水準をつけた
ドイツ10年債利回りは1bp低下してマイナス0.08%。フランス10年債利回りは1bp下げて0.33%、イタリア10年債利回りは2bp上げて2.73%
ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください
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