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概要:米生活雑貨販売ベッド・バス・アンド・ビヨンドは23日、事業存続に必要な資金を確保できなかったとしてニュージャージー州の裁判所に連邦破産法11条の適用を申請した。
4月23日、米生活雑貨販売ベッド・バス・アンド・ビヨンドは、事業存続に必要な資金を確保できなかったとしてニュージャージー州の裁判所に連邦破産法11条の適用を申請した。ニューヨークのマンハッタンで2022年6月撮影(2023年 ロイター/Andrew Kelly)
[23日 ロイター] - 米生活雑貨販売ベッド・バス・アンド・ビヨンドは23日、事業存続に必要な資金を確保できなかったとしてニュージャージー州の裁判所に連邦破産法11条の適用を申請した。
1990年代に人気の店となった同社だが、近年は自社ブランド拡大戦略が失敗して需要が減少。昨年そうした戦略を転換したものの効果がなく、11月26日までの四半期の売上高は33%も落ち込んだ。
裁判所への提出書類によると、資産と負債の推定額はそれぞれ10億ドルと100億ドル前後。これまでにシクスス・ストリート・スペシャルティー・レンディングから約2億4000万ドルのDIPファイナンス(法的な再生手続き下にある企業への短期融資)を受ける約束をもらっているという。
同社は清算を開始する一方、破産法の下で一部もしくは全部の資産について限定的な売却活動も模索していく方針。360カ所のベッド・バス・アンド・ビヨンドと120カ所のバイバイ・ベイビーの店舗およびウェブサイトは当面営業を続け、サービスを継続するという。
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